2014-01-01から1年間の記事一覧

越後 駒ヶ岳に遠征

越後三山、駒ヶ岳に行く (8/19) アルプスではなく東北地方の雰囲気のする新潟魚沼・南魚沼両市にまたがる越後駒ヶ岳に遠征した。 朝3時過ぎに枝折峠(1100m)から歩きだし、低木の生える尾根を行くコースのまだ夏の暖かな空気の中を進み、頭上の月と夜空…

舞茸作り、その後

舞茸栽培、なんとか埋設終了! (8/14) 植菌して培養中だった舞茸の原木が、順調に熟成されたと言うので干俣の育成保管室から運び出してようやく山に伏せる作業となった。伏せる、と言っても舞茸は地中埋設と言う変わったやり方をします。埋設にはいつもの…

「浅間山大噴火の痕跡を観る」学習会(8/11)に参加して

火山と暮らす村 私が住んでいる土地は100%火山性の土地なので、火山・浅間山を良く知ることは安心して暮らすことに繋がっています。時間がつけば出来るだけ学習会などに参加です。危険な時は山から離れ、安全な時は山に登って火山を知り自然を良く親しむこ…

雨降る皇海山に登る

雨でしたが、皇海山に登ってみました。(8/12) 利根で野菜収穫の手伝いをしている友人に誘われて栃木・群馬県境にある皇海山(百名山すかいさん2,144m)に行った。群馬の丁度反対側に座する山。雨の予報だったから慎重に判断、準備して登ったけれど、山頂…

祝 NHK大河ドラマ「真田丸」  大笹宿誕生

〈大笹村〉は嬬恋村で最初の都市計画で作られた!? 嬬恋村が合併してできる前の12村のひとつ、大笹村は唯一商人の街として発達した地域で農村に在って独特の発展をしてきた。その大笹村の当初は今のところではなくて上流の吾妻川を渡った北山開拓の入り口…

夏休みの味、懐かしいチチタケ

チチタケのある夏 小学生だった頃、夏休みの山遊びの記憶に強く残っているチチタケ(乳茸)取り。大人が腰篭をして採るのをよそ目に、たくさん採れると嬉しくなった。その夜はいつも乳茸の天ぷらがあった。 昨日は早朝の散歩道の横で少し大きくなった乳茸を…

夏! 白馬三山へ行く!

梅雨明け、白馬三山縦走してみました、疲れたけど大満足! 連休の翌日22〜23日に白馬三山の縦走に初挑戦です。猿倉登山口を朝5:20分に出発して大雪渓から。人気の大雪渓にこんなに人がいるとは知らなかったけど無事山頂の宿舎に13:00に到着でした。ゆっくり…

軽井沢を愛した詩人が残したもの

夭折の詩人「立原道造と軽井沢展」を見て。 学生時代を過ごした東京に別れをつげて故郷の村に落ち着いた私は、初めての給料の半分近いお金を出して欲しくて買ったのが「立原道造全集全6巻」だったから、ことのほか立原氏にはお世話になったと言うべきかもし…

ドロノキに学ぶ

浅間高原、お気に入りの樹木 ◆ドロの木は・・・ヤマナラシ! 親しい友人がドッグランのできるコテージやキャンプ場を造っていて、今年は「ドッグ・カフェ」まで開くことになったが、その中心に20mは超す大きなドロの木が6本まとめて立っている。ポプラのよ…

初夏の高原 (7/12)

火山とともに暮らす高原の朝

花道を通って尾瀬・至仏山へ

花に飾られた山、尾瀬・至仏山に登る (7/6) 尾瀬の至仏山が登山解禁された最初の日曜日に「群馬県森の体験ふれあい事業・至仏山に登ろう」に参加、久しぶりの花の至仏山に感激。そこは奇跡の花の山でした。 自然と環境保護のために入山を禁止していた至仏…

アンズの古郷

望郷のアンズ 収穫期を迎える 今年は友人に頼まれたこともあって2日ほど前に少し多めに長野市でアンズを仕入れた。アンズは千曲市(旧更埴市)のアンズの里が有名だが、栽培量は長野市松代町一帯が多いと聞く。 アンズは漢字で「杏子」とか「杏」の一字が当…

日本の生糸を世界のブランドに押し上げた貿易商

きのう28日は貿易記念日だった・・・。 鎖国をしていた江戸幕府がアメリカ、イギリス、フランスなど5か国と自由貿易の開始を布告したのが155年前のきのう28日。その貿易港になった横浜が7月1日に開港したが、嬬恋に何の関係があるかと言えば、言葉…

幕末に生糸貿易で日本の近代化に先鞭をつけた男、中居重兵衛

祝 「富岡製糸場と絹産業遺産群」世界遺産登録!上州に花開いた「シルク王国群馬」を先駆けた人財 世界遺産登録は「シルク王国群馬」の時代を広く知っていただくとともに県民として群馬ここにあり、という感じが嬉しいですね。世界遺産になった施設群は今、…

蔓性の木の花、2題

朝のウォーキングで出会った花 山村地域に住んでいるから早朝のウォーキングで人に出会うことはほとんどないが、このシーズン、毎週違う花々と出会う。今週目に止まったのはハンショウヅル(半鐘蔓)とサルナシ(猿梨)。この辺りの初夏は白い花が多いので半…

耕作放棄地を活用する

畑を作るぞ・・・耕作放棄地の開墾始めて3日目さらに・・・ ご近所の知り合いの人から耕作見離し地を是非使って欲しいと言われて、草を刈ったところで梅雨入り。 天候が落ち着いた昨日9日に湿った草を片づけ、ブルトラ機を実家から運搬して耕起に着手! ス…

緑陰を楽しくする白雲木と幸福の石楠花

緑の空に花の雲・・・ 小雨の新緑の中を歩いていると、濡れた小道の上にたくさんの白い花が落ちていて、見上げると少し高い所の大きな葉の下にたくさんの白花が下がっていました。エゴノキとそっくりなその花はハクウンボク(白雲木)と言う木の花でした。街…

アイリスの咲く初夏

アイリス園、一年経って 花好きのおばあさんが体調を崩して、老後の生きがいに育ててきたジャーマンアイリスの大半を譲り受けて、水田の遊休地を借りたところにおよそ300株を植えた1年前。 枯らさないようにと思いながら今年も草取りをした。 あれから1年…

キャベツの定植繁忙期

特産キャベツの植え付け、進む。 800m内外の畑地から始まって、1,400m付近にある畑まで植え付けされる嬬恋高原キャベツ。 いま、定植作業が佳境に入って、天候を見ながら植え付け作業が急ピッチで進められている。あと一月ほどで出荷も始まる。消費税増税…

遠征、奈良の法隆寺、薬師寺

古代史の奈良へ キノコ栽培の一連の山作業がひと区切りしたので先週末は休息日にした。思いたって見たいと思っていた奈良の法隆寺と薬師寺巡りに遠征。今回は日帰りではなくゆっくり1泊2日の寺社めぐり。緑色濃くなった奈良の世界遺産文化財は時に修学旅行の…

馬庭念流は浅間高原の一角で育った・・・

剣術、馬庭念流(まにわねんりゅう)・・・その開眼の地 小宿川左岸にある常林寺から高台の応桑地区に至る坂道の途中に数件の小宿集落がある。その集落の道沿い高台にお堂があり、脇道に入るとまもなく「真庭念流ゆかりの地」という標柱が古ぼけて建っている…

コシアブラの新芽が開きだしました!

ウコギ科のウド、タラの芽、コシアブラ、一瞬の脚光! (5/14) 昨日、今日の夏のような温かさからコシアブラ(漉油)の新芽が開きだしました。この新芽を楽しみにしている人も多いですよね。食用として高い人気を得ていますが、少し早いタラの芽(タラの木…

立夏を過ぎて新緑と山の降雪

山村の風景 8日夜半の雨は雷雨となったが、山川草木も活気づく雨となった。浅間山はなごりの雪となった。雨に洗礼された自分の住む山村風景を撮ってみる。(5/9) ※左奥が浅間山です。 ※中央、奥に霞んで見える山は湯の丸山です。

月遅れの 花まつり

初めての、花まつり を見る (5/8) 近くにあるのに参加したことが無かった菩提寺(曹洞宗常林寺)の花まつり。寺や釈迦の知識に乏しい私は、どんなものなのか興味津々妻と友人の三人で参加してみたら、とても立派(?)で、盛大な祝いに好奇心も倍増でした…

高原の八十八夜の節目

嬬恋村の八十八夜 春から夏へ移っていく節目とされる八十八夜。嬬恋でもここを境に夏の準備に動き出します。浅間山に残雪の雪形「逆さ馬」がはっきりと現れるのを見て、田作業の苗代が始まり、そして馬鈴薯(ジャガイモのこと)の植え付けも始める目安となっ…

気を付けたい野草

見るだけの野草 (4/28) 連休中に山野を楽しむ人も多いし、山野草を食す機会もあるかもしれません。何年か前に軽井沢で食中毒になった花、いま浅間高原でも咲き出しているので紹介したい。 やゝ湿った林床や沢沿いに今咲いている「ハシリドコロ」。薬草と…

閑話休題 ツツジとサクラ 

山の日陰躑躅と畑のしだれ桜(4/27) 山林の片づけ作業が大詰めを迎えているが、夏日のような気候があると少しあわてる気持ちが頭をかすめて、2週間ほど作業に専念していました。 その間に、庭にあるヒカゲツツジ(日陰躑躅)が咲きはじめ、もう満開になっ…

「これより上に村なし、ここより水始まる」嬬恋の恵み

清流に自生するワサビに勝るものなし。 山里の春を実感させるワサビ(山葵)は、昔から湧水のあるところに自生するイメージが強かったせいか、子どもの頃からその清流の贈り物として特別な植物のように思ってきた。 花の咲く直前の柔らかな山葵を食べると、大…

森林を整備しているけれど・・・

森林環境の保全活動!と言うほどでもないけれど。 自然好き、山好きなので山の整備を兼ねて趣味のキノコ作りをしているけれど、つい先日、知人の縁で今年は急遽「舞茸栽培」も試行中だ。おかげで、いつものキノコ植え(シイタケやナメコ等の稙菌作業)のため…

山歩きシーズンに入りました。

春になって、足慣らしに登った二山! 浅間の高原もずいぶんと春らしくなってきたので、グリーンシーズンに向けて足慣らしのために近場の山に行ってみました。 8日は昼に黒斑山へ行って、浅間山にシーズンの安全祈願(?)のご挨拶へ。高峰高原のビジターセ…