越後 駒ヶ岳に遠征

越後三山、駒ヶ岳に行く (8/19)




アルプスではなく東北地方の雰囲気のする新潟魚沼・南魚沼両市にまたがる越後駒ヶ岳に遠征した。 朝3時過ぎに枝折峠(1100m)から歩きだし、低木の生える尾根を行くコースのまだ夏の暖かな空気の中を進み、頭上の月と夜空を見なが進んだ。この日は夜明け前の4時半ごろの東の空に金星と木星そしてかに座のプロセペ星団の最接近日という天体ショーの日と聞いていたから天体に不案内の私も特別な気持ちで立ち止まり眺めた。またここの名物だという奥只見湖上に現れる雲海(滝雲?)も現れた。それらはまるで去りゆく夏と始まる秋をひとつの絵のように見せてくれた。 山頂まではロングコースだったが景色も良く歩道も整備が良くて沢を越すところもないから体力だけを心配して登る。山頂直下の肩の小屋で休憩したあと9時過ぎに駒ヶ岳山頂(2003m)に着くと、眼前に八海山の雄姿があり、左に中之岳の越後三山が歓迎してくれた。


駒ヶ岳山頂から見える八海山