夏休みの味、懐かしいチチタケ

チチタケのある夏

小学生だった頃、夏休みの山遊びの記憶に強く残っているチチタケ(乳茸)取り。大人が腰篭をして採るのをよそ目に、たくさん採れると嬉しくなった。その夜はいつも乳茸の天ぷらがあった。
昨日は早朝の散歩道の横で少し大きくなった乳茸を見つけて収穫した。その夜、やはり妻は天ぷらにしてくれた。いつもの夏だと思った。

この辺りでは、チチタケは落葉広葉樹の風通しの良い林に、夏休みのシーズンに生えるけれど、最近は少なくなってきた気がします。それに今の子供たちはほとんど知らないみたいですね。このキノコを収穫したあと串刺しにする植物がチダケサシ(乳茸刺し)なのでブログ「花木の記憶」から写真を借用してみました。嬬恋の山野に咲きはじめている植物ですが、私はよく竹笹に刺していました。この乳茸はそのままでも食べることができます。