蔓性の木の花、2題

朝のウォーキングで出会った花

山村地域に住んでいるから早朝のウォーキングで人に出会うことはほとんどないが、このシーズン、毎週違う花々と出会う。今週目に止まったのはハンショウヅル(半鐘蔓)とサルナシ(猿梨)。この辺りの初夏は白い花が多いので半鐘蔓は色濃くて目立つ。この花の仲間のミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)は7月ころの湯の丸山等でたくさん見かける花だ。(上の写真が半鐘蔓です)

サルナシはマタタビチョウセンゴミシなどの蔓性の木の花と良く似ているが、雌蕊の先端が黒いのが特徴か。秋に熟した果実の中にも黒い粒(種子)ができることを連想させる花で可愛いい。
今週は驚いたことに5時過ぎ、登山者風の人に出会ったので声を掛けたら、日本野鳥の会の調査員で、この時この時間に毎年、すべての鳥を確認するのだと言っていた。「ここは環境が良くて野鳥も多い場所ですね」と言っていた。