森林を整備しているけれど・・・

森林環境の保全活動!と言うほどでもないけれど。

自然好き、山好きなので山の整備を兼ねて趣味のキノコ作りをしているけれど、つい先日、知人の縁で今年は急遽「舞茸栽培」も試行中だ。おかげで、いつものキノコ植え(シイタケやナメコ等の稙菌作業)のための原木作りがにわかに忙しい。
適度に伐採した山林では、切り株からもう次の木の芽が伸び始めたり、樹林下の小木も元気が良い。自然の生命力はすごいと思う。〈人、森林を守れば、森林、人を育てる〉のだと素直に感じる。
ところで、この26年度から群馬県下では、森林環境の保全のために、一人あたり年700円の均等の税金を負担することになる。群馬の森林の恩恵は下流の都県も多く受けるが、とりあえず県民から頂くようだ。山林が持っている機能と役割を、自然に親しむ多くの人に判って頂けるようにして欲しいし、参加して欲しいので悪くは無いと作業しながら思った。
新しい税は「ぐんま緑の県民税」と呼ばれ、H30年までの5年間発生し、毎年6億〜8億円ほどになるという。有効な使われ方を切望しているから、5年経って効果が曖昧なら止めて頂きたいとも思うが、なんやかんや理由を付けて既得権化するという生命力は官庁に強いだけに心配も程々。

 舞茸用に短く裁断したナラの木