2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

周囲の山もすっかり白くなって (28日の高原)

冬は山から降りてくる。 嬬恋の高原を取り巻く白根山、四阿山、そして浅間山。昨日までの雨ですっかり白くなった。三山が白くなる時までに冬支度をしておけ、と昔おばあさんに言われて間もなく里にも雪が舞った気がする。高原は冬に入るんだ、と思いながら今…

天狗の麦飯は浅間にもあった!?

「天狗の麦飯」は絶滅危惧状態だったんだ! 地中に奇妙な食べる砂がある、と嬬恋山中に案内されたのは30年ほど前で、それは修験者が山岳修行中にミネラルの補給にたべたものだ、と教えられた。 最近、K国立大の研究室によってなされたその実態調査書を目にし…

長篠の戦いが終わって武将は出家した・・・

戦乱の世に、苦悩する侍・さまよう僧侶 縁があって、10月に長篠の合戦の舞台となった愛知県の新城市を訪れる機会ができた。武田軍には群馬の武将もたくさん参戦していたが、死者、負傷者も多かった。 これは嬬恋・応桑地域の菩提寺・常林寺の第5代の住職に…

浅間山、三度目の雪

浅間山、観音さまにも白ベール (11/19) 浅間山の北麓から眺める浅間の山系は、その優美な稜線から地元の人が昔から観音さまの寝姿と言ってきた。 この山に三度雪が降ると里にも雪が降ると言われている。そして、18日の未明に三度目の雪化粧となった。観音…

自然の中で暮らす

田舎暮らしアドバイザーに最適!? 転入夫婦の新蕎麦を楽しむ! 都会から嬬恋の別荘地に永住して8年になるという団塊世代のFさん夫婦に招かれて今日9日は三家族で手摘み収穫した新そば昼食会。こだわり夫婦の育てた食材を囲んで蕎麦も格別の味に我家も大満…

江戸〜明治、博徒で名高い群馬、嬬恋の寅五郎

「田代一家」 賭博の組頭、寅五郎の話 江戸から明治にかけて、群馬(上州)の博打うち徒、やくざは全国に名が知れていたという。短気な気質のうえ、鼻っぱしが強く、威勢がいいというのも、群馬の風土かもしれないが、吾妻地方は静かな方だった。わずかに嬬…