その他

アンズとさくらの花まつり

季節の節目を知らせるアンズと桜 冬は雪に覆われる景色と向き合いながらの暮らしが長いから、春に一斉に咲く花を観ると、訪れる季節にワクワクします。 4月5日花曇りの日、車で1時間ほどの所にある千曲市(更埴)の「あんずの里」を歩きました。穏やかな陽気…

今日から4月、あたらしい出会い

めぐり合う桜、始まりはいつも桜から 高原の春は遅い。白と黒の浅間山の雪形などを見てすごしていると、春の花の色はとても新鮮で、モノクロの写真からいきなりフルカラー写真を見る様な感動があって胸が踊ります。特に桜はいつ見てもドラマチックで、自分の…

山上碑、日本語を文字で伝える足跡

「世界記憶遺産」を目指す「山上碑」を見て・・・ (3/15) 少し前に訪ねた「多胡碑」につづいて「山上碑」を見てきました。 上野三碑のひとつの山上碑は、前回の多胡碑からほど近い丘陵地帯にありますが、建てられたのは681年ですから三碑では一番古く、日…

東国文化を知らせる 多胡碑

「昔をかたる多胡の古碑」を見てきました。 (3/8) 高崎市の吉井町は浅間山の東南の方角にあって家から軽井沢を通って1時間ばかりのところですが、この町にある日本三古碑のひとつ「多胡碑」が一般開放される日でしたから改めて見学に出かけました。 碑は…

波乱の・・・恋

〈恋〉の来た道!・・・ きょうは桃の節句。今日を過ぎれば婚活も遅れないようにと、ひな飾りも早々に片づける人も多いのでしょうか。昔も今も心配するのは親だけ、ですね。さて今日は「こい」の話題。と言っても「金持ってこい!」というオレオレ詐欺まがい…

真田丸、鬼神の突撃

真田幸村、乾坤一擲の猛攻の前に立ちはだかった武将をみる。1月17日、神田の冬も寒かった。雪だるまイベントの合間に、明治大学の前にある「大久保彦左衛門屋敷跡」を訪ねる。大阪城夏の陣から400年、碑を眺めていると戦国の風の音が聞こえるようだ。・・・…

隣の街の「蘇民信仰」

新春・八日堂縁日と蘇民将来の護符 松の内、七草粥の7日、久しぶりに信濃国分寺八日堂(上田市)の縁日に行った。地域最大の縁日は相変わらず混んでいたが、会場の一角を占めるダルマ市の賑わいを見ながら参詣も軽く済ませて、この縁日にしか無い「蘇民将来…

今年もよろしくお願いいたします。

2015年 正月 明けまして おめでとうございます。 今年は、このブログも間もなく丸3年になりますが、浅間山の山麓、山村に暮らしながら、脈絡もなく気ままに綴るブログを見て頂きありがとうございます。 時々、手を抜くこともありますが(笑)、続けていきたい…

国定忠治と「忠治の隠れ岩」

池の平の「忠治の隠れ岩」とは? 師走の時代劇といえば忠臣蔵が定番であったが、国定忠治の人気も根強いと聞く。群馬で一番知名度高いかも知れないのに、忠治の舞台を全面に出せないから、昨今の群馬の知名度、イメージも低迷している、かな(?)。 群馬で…

閑話休題 友人の作品紙上展!?

自力自開、女性の生き方 私とあまり世代が違わないけれど、ほぼ毎月くらいに山荘にやってくる友人S氏は、東京育ちだで宝石のデザイナーを生業とするが大の自然好きだから、嬬恋の自然や文化について良くお話をする。デザイナーと言っても特別、自慢もしない…

キノコ(椎茸)の世界

成長には「きっかけ」が必要だ!キノコの話だけど・・・。 昔ながらのミズナラの木に椎茸を栽培(今は原木栽培方法)をしていますが、発生時期になるといつも不思議なことがある。出芽のシーズンになっても発生しない原木もあるから私は木口をハンマーで軽く…

真田幸村、大阪城入城から400年

和歌山県九度山から大阪城へ、 戦うことが生きることとは言え、戦国武将真田幸村が故郷信州上田に滞在できた期間は意外と短い。一番長かったのが関ヶ原の戦いの敗戦後に配流された九度山の14年間だった、というのも不思議と言えば不思議で、その14年間の生活…

桜の木とナメコ の相性

なめこは2種類、食べるなら「原木なめこ」だ!? (10/9) 趣味のキノコ栽培。朝夕が寒くなってきたから今週からナメコが発生して、今日から収穫に。 栽培しているのは桜の木(原木)に植えたナメコだけれど、原木で栽培しているナメコは出荷する時は「原木…

「戦争を知らない子供たち」世代だけれども。

友の書を読む 還暦を境に新しい生き方に充実を目指す友達が出版した2作目、「秋水の夏」をゆっくり読んだ。 戦争を題材にしたわりに、処女作ほどの血生臭さが無いし、銃撃戦も出てこないけれど、追い詰められて狂気化する特務隊の緊迫感が戦争の中にいること…

ハナレザル、狂暴化する!

サル騒動、一匹のサルに被害者続出!・・・。 群れから離れたサル一匹が私の住む集落を徘徊している話題を9月初めごろに聞いたが、それから間もなくして5日の日に近所の人5人が襲われた。6日も起こり、7日には3名がケガをして1名は腕を噛まれて救急車で搬送…

閑話休題 9月2日、さわやかな故郷

雨、曇りの続く最近の天気。2日の日だけ晴れたので、なんとなく写してみた我が集落。 まだ夏が終わりを迎えていないんだ、と少し気を良くした高地の朝です。 この日は偶然にも、浅間高原の「ベルエールの森」で初対面のご夫婦などと6人でテニスです、還暦…

舞茸作り、その後

舞茸栽培、なんとか埋設終了! (8/14) 植菌して培養中だった舞茸の原木が、順調に熟成されたと言うので干俣の育成保管室から運び出してようやく山に伏せる作業となった。伏せる、と言っても舞茸は地中埋設と言う変わったやり方をします。埋設にはいつもの…

アンズの古郷

望郷のアンズ 収穫期を迎える 今年は友人に頼まれたこともあって2日ほど前に少し多めに長野市でアンズを仕入れた。アンズは千曲市(旧更埴市)のアンズの里が有名だが、栽培量は長野市松代町一帯が多いと聞く。 アンズは漢字で「杏子」とか「杏」の一字が当…

アイリスの咲く初夏

アイリス園、一年経って 花好きのおばあさんが体調を崩して、老後の生きがいに育ててきたジャーマンアイリスの大半を譲り受けて、水田の遊休地を借りたところにおよそ300株を植えた1年前。 枯らさないようにと思いながら今年も草取りをした。 あれから1年…

月遅れの 花まつり

初めての、花まつり を見る (5/8) 近くにあるのに参加したことが無かった菩提寺(曹洞宗常林寺)の花まつり。寺や釈迦の知識に乏しい私は、どんなものなのか興味津々妻と友人の三人で参加してみたら、とても立派(?)で、盛大な祝いに好奇心も倍増でした…

閑話休題 ツツジとサクラ 

山の日陰躑躅と畑のしだれ桜(4/27) 山林の片づけ作業が大詰めを迎えているが、夏日のような気候があると少しあわてる気持ちが頭をかすめて、2週間ほど作業に専念していました。 その間に、庭にあるヒカゲツツジ(日陰躑躅)が咲きはじめ、もう満開になっ…

雪に閉じ込められて読んだ本

友人が出版した「翳りの城」を読んで。 人生、半世紀を過ぎたころ漠然と定年後に備えて画策することも多い。趣味や特技等に自覚的になる年齢だ。広告代理店の友人は「一気に小説を書いたら、学研の文学賞を貰えて、おかげでリストラされなくて済みそうだよ」…

大雪が止んで

大雪に弱くなった!? 14日から休まずに降り出した雪は、3日目の今朝方止んだ。家のあたりで100センチ、山麓で120位のようだ。除雪中に出会ったおばあさんが、「若いもんはこんなに降るとたまげるが、昔はこういうことが良くあったさなぁ」「吹雪が1週間ぐら…

神田スポーツ店街で雪の祭典が大好評!

あッ、と言う間に完売「焼き饅頭」!! (1/18〜19) すっかり焼き饅頭屋のおじさんペアーになった私と佐藤さんは、今年も神田スポーツ店街の「雪だるまフェアー」に参加。毎年参加者が増えて小川町広場は昼時には会場に入れないほど盛況。おかげで土曜日は用…

私の年末年始

ブログを見て頂いている皆様へ 今年も師走となり、何かと慌ただしい季節となりました。 なにかの御縁でこのブログを見て頂きましてありがとうございます。 師走だからと言う訳ではありませんが、今月は少しアップが遅延してしまいました。それでも、些細で気…

遷宮の新築儀式は不思議がいっぱい!

式年遷宮になぜニワトリの声を発するのか? 不思議な儀式で眠れない!? 先日5日、伊勢神宮外宮の式年遷宮祭がありましたが、この遷宮祭を始めるときに先導の神主さんがニワトリの鳴き声を発していたのをTVなどで見た人も多いと思います。なぜニワトリなのか…

越冬用の薪のために。

薪小屋ができた! (10/9) 薪を届けている友人の別荘に薪用の屋根が欲しいと言うので返事して半年。材料のカラマツがやっと半乾きになったので先月に加工し、組み立て作業をこの3日間かけて完成!今日の台風、雨降らなくてよかった。 会うたびに、いつ出…

閑話休題、神無月になりました。

紅葉のアルプス常念、別世界を覗く!(10/1) 千曲市に在住の友人M氏と安曇野の「一の沢登山口」(夜は嬬恋村から2時間10分で到着)で待ち合わせて、3人でアルプスの常念岳(2,857m)に挑戦!と言っても若くないからゆっくり歩いて往路6時間、復路4時間。さ…

キャベツ、脇役の盟主!

控えめ・淡泊、光る脇役…いいねッ! ― キャベツの性格です 嬬恋村はいま、キャベツの出荷最盛期。今朝の畑の温度はたった4℃ですから、キャベツも一段と甘くなる季節です。年間、たくさん消費されるけれどキャベツは食卓ではどんな扱われ方なのか、いつも、…

浅間山大噴火と利根川下流域の災害

『天明の浅間山大噴火』の講演と展示会 (9/8) 会場が今回は伊勢崎の大型ショッピングモール「スマーク伊勢崎」。噴火した浅間山のある嬬恋にいて、利根川下流の地区へ行ったのは訳があった。此処できょうは天明の噴火で利根川流域の死者約1,500人に及ぶ災…