2015-01-01から1年間の記事一覧

騒ぐほどではないけれど、様子を気遣う浅間山

浅間山の様子 (6月23日の浅間山の写真です) 軽微な噴火があったのち地元では、沈静化するのか活動が高まっていくのか関心を寄せていますが、25日の気象庁の観測結果では活発化の方向が示されました。不謹慎な言い方ですが、地元では「ある程度、噴火した方…

佛の木、アオダモ

アオダモの殺菌力 自宅の周囲のあちこちにある樹アオダモ(青梻)はこのあたりでは農具の柄に利用することが多かったが、その皮むきは今が一番適期にあたる。先日、知人から紫外線を発する「ブラックライト」をお借りしたので樹名に冠された〈青〉を確認する…

常に噴火する山、浅間山の微噴火

浅間山の噴火に遭わないために (6/16) きょう役場に出かけたら、駐車場にTVの取材、中継車が2台ほどあったが、公共の駐車場の正面に遠慮なく駐車しているその傍若無人ぶりは閉口する。災害時に役所を頼る住民、居住者が優先されるべきところを占拠する無…

活動する火山、浅間山は・・・

浅間山の活動 5月は浅間山の火山性地震が986回記録され、この一連の活動は4月下旬から始まったとアナウンスされている。 今から3年前の6月、NHKの特集番組『地震と火山・・・大変動期に入った』の中で「千年に一度の巨大地震の世紀」と言う紹介があったが、…

珈琲の効能?

いっぱい珈琲するから・・・気になる話題 勤め人をしている時からコーヒーを良く飲んだ。お酒は弱かったがコーヒーには強かった。今も毎日愛飲しているけれど、これが健康に好ましくない影響は無いのか不安もよぎることもある。今朝見た新聞の『元気のひけつ…

ソロで行く湯の丸山、四阿山

ほんとうに雨の少ない5月でした。 夏に向けて歩き始めました。実は先のGW中の山林伐採作業時に右足太腿裏の「肉離れ」を起こして作業が遅れ気味でしたが、ひと通り片付いたので山歩きを再開しました。まずは足慣らしです。 足慣らし、湯の丸山へ 久しぶりに3…

ブナ(橅)の林に行く

嬬恋のブナの森 嬬恋ではブナの木を見たことが無いという人がけっこう多い。でも広い嬬恋にもブナの自生地があるのだが、その殆どは四阿山系に分布している。おそらくブナが酸性土壌の浅間山や白根山系と相性が良くないからなのかも知れない。 先日、村の文…

新緑、山を駆け上がり中です。

生活に貢献するアオダモ 今年の野山の花もいつもより早い。近くの山では笹の花も咲きだしたが、早いだけで特別という訳でもなさそうだ。 この辺りで良く見かけるアオダモの樹も、昨年花が少なかったから今年は良く花を付けて目立つ。そのアオダモ(青梻)の…

凍りつくような浅間高原

5/11 緑も深まった浅間高原は今朝、強い霜の洗礼を受けました。(5/11日撮影) ▼同じ場所も1カ月前はこんな感じでした。(写真は4月15日撮影)

馬鈴薯を植える時、立夏

「立夏」の樹木たち GW中の6日は春分と夏至の中間の「立夏」でした。嬬恋の高原はよく北海道の旭川周辺の気候に似ていると言われます。立夏は北海道と似て嬬恋でも馬鈴薯(じゃがいも)や豆類の種をまく頃です。この季を境に樹木は一斉に緑を深くして様々な…

浅間高原の「花まつり」と「大般若会」を見る

大般若経会と花まつり (5/8) 嬬恋村と長野原町の浅間高原一帯に古くから住民の拠りどころにされてきた曹洞宗常林寺の「大般若経会と花まつり」に行ってきました。このあたりは冬が長いので、ひと月遅れでお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」と併せて「大般…

小さな村に春を呼ぶ四重奏

浅間高原でリハーサル活動をする弦楽四重奏グループGW中の5月2日、昨年リニューアルした小さなホテルに知人と出かけました。施設が新たにオープンした頃に縁あって聴いた女性中心の弦楽四重奏グループによる2回目で「春を呼ぶストリングス」。でもなん…

春4月、急激な移り変わり

花も木の芽も慌ただしくて・・・初旬の晴れ間の少ない気候から一変。後半は雨も少なくて好天日和なものだから高山の雪は急速に融けて、29日の「嬬恋村安市」イベントには桜も葉桜でした。木々も一斉に芽吹いて清々しくて高原らしい嬬恋です。 あッと言う間に…

黒岩姓はどこから来たか?

嬬恋で一番多い姓 嬬恋村には黒岩を名乗る姓がダントツ多く、かつてその数は471軒あったと言われますし隣接する長野原町や草津町にも多数いて、群馬の北西部に黒岩姓は偏っているのです。なぜこの一帯に黒岩姓が多く、それはどこからやって来たのでしょうか。…

駘蕩たる春光に活きづく

一斉に動き始めた高原 (4/23) 4月も下旬ころから山の木々も動き始め、水田の準備も始まりました。特産野菜、キャベツの定植作業の本格化して作業車も走り回っています。今年は野山の雪融けも急速に進み、桜前線は関東最高地の村まで登りあげて嬬恋の桜も…

真田街道、大笹宿〜真田町の道しるべ

真田氏暗躍の街道、今に残る真田邑と大笹宿の道標 真田氏が上田城に移る前に居留地としていた真田町は、背後に上信越国境の鳥居峠を越えて沼田にいたる上州街道(信州街道)を控えていた。のちに真田街道と呼ばれた道だ。信州や上越との交易地にありながら真…

アンズとさくらの花まつり

季節の節目を知らせるアンズと桜 冬は雪に覆われる景色と向き合いながらの暮らしが長いから、春に一斉に咲く花を観ると、訪れる季節にワクワクします。 4月5日花曇りの日、車で1時間ほどの所にある千曲市(更埴)の「あんずの里」を歩きました。穏やかな陽気…

ヤマドリ(山鳥)の夫婦

深山に住むヤマドリ、群馬県の鳥なんです! キジ(雉)ほど見かける機会はありませんが、今年はヤマドリ(山鳥)の夫婦にまた出会いました。3日、今井地区の山で見かけた時、尾が雉より長いとと言われるオス♂はカメラに収めるヒマもなく林の中へ消えて行きまし…

今日から4月、あたらしい出会い

めぐり合う桜、始まりはいつも桜から 高原の春は遅い。白と黒の浅間山の雪形などを見てすごしていると、春の花の色はとても新鮮で、モノクロの写真からいきなりフルカラー写真を見る様な感動があって胸が踊ります。特に桜はいつ見てもドラマチックで、自分の…

暖かくなって。

冬もようやく終わる頃です。 昼も長くなって、ようやく花芽もほころび早春の花を目にするようになりました。庭木で人気のサンシュユ(山茱萸)の黄色がとても新鮮に感じるほど、長い冬でした。浅間山も毎日白黒が際立つようになりました。場違いのような写真…

六文銭の謎? 下谷一族、2つ家紋の謎

「真田丸」のブームの前に気になる家紋 すぐ近くにあるのに中々訪ねることも無かった下谷一族の宗家(御本家)。調べたいこともあって訪ねると「もう、私の代でこの家は終わりにしたい」と一人住まいのおばあさん。代を絶やさないために私の父親が縁をつくろ…

雨降って、衣一枚脱いだ浅間山

浅間山、寝観音さまにも春の雨 「暑さ、寒さも彼岸まで」を実感する浅間高原。一晩の雨が劇的に積雪を減らし、花芽が急に頭を持ち上げるようになりました。だれもが冬用のタイヤの履き替えを思う時、浅間山も毎日衣装替え見たいな変わりようです。

山上碑、日本語を文字で伝える足跡

「世界記憶遺産」を目指す「山上碑」を見て・・・ (3/15) 少し前に訪ねた「多胡碑」につづいて「山上碑」を見てきました。 上野三碑のひとつの山上碑は、前回の多胡碑からほど近い丘陵地帯にありますが、建てられたのは681年ですから三碑では一番古く、日…

嬬恋村のことをお話ししました。

住んで居る地域を好きになってもらう為に・・・出前の講座です。 都会に出ても、自分は嬬恋村で育ったことに自信を持って、誇りに思って話せる人を増やしていきたいと云う気持ちもあって、郷土の自然や歴史などを少しでも多くの人達に知ってもらおうと、時々…

東国文化を知らせる 多胡碑

「昔をかたる多胡の古碑」を見てきました。 (3/8) 高崎市の吉井町は浅間山の東南の方角にあって家から軽井沢を通って1時間ばかりのところですが、この町にある日本三古碑のひとつ「多胡碑」が一般開放される日でしたから改めて見学に出かけました。 碑は…

波乱の・・・恋

〈恋〉の来た道!・・・ きょうは桃の節句。今日を過ぎれば婚活も遅れないようにと、ひな飾りも早々に片づける人も多いのでしょうか。昔も今も心配するのは親だけ、ですね。さて今日は「こい」の話題。と言っても「金持ってこい!」というオレオレ詐欺まがい…

弥生3月福寿草

まだ2月!早くないかい福寿草 合間をみて、ここのところ山に入って伐採をしているけれど、雪の解けた落葉だらけの斜面に、この2〜3日で福寿草が咲き出した。寒いから落ち葉よりほんの少しだけ頭を出して頭でっかちの花を陽に向けているのを見ると、なんだか…

春の陽ざし

〈雨水〉も過ぎて春の陽ざしで日光浴 (2/21) まだ雪もたっぷりあるけれど、今日の日中は穏やかで春の陽ざしがサンサン。 牛さんも牛舎からでて、ゆっくり歩いて気持ちよさそうです。

冬山入門、蓼科山に行きました。

嬬恋村から気軽に行ける山、蓼科山へ! 立て続けに山を巡りました。 20日は天候も安定しそうな様子なので、友人と八ヶ岳連峰の北端、蓼科山(2,561m)へ出かけた。家から1時間半ほどで現地に着くと、何頭もの野生の鹿に出迎えられた。冬も人気の山だからす…

天狗伝説、竜神信仰・・・大林山

嬬恋村周辺の山、上山田温泉近くの大林山へ行く。 目まぐるしく変わる天気を眺めながら、チャンスとばかりに16日(月)は上山田温泉を経由して坂上トンネル駐車場からスノーシューで山友と大林山を目指した。周辺には里山のような山が多く、1,333mのこの山…