天狗の麦飯は浅間にもあった!?

「天狗の麦飯」は絶滅危惧状態だったんだ!

地中に奇妙な食べる砂がある、と嬬恋山中に案内されたのは30年ほど前で、それは修験者が山岳修行中にミネラルの補給にたべたものだ、と教えられた。
最近、K国立大の研究室によってなされたその実態調査書を目にした。今、学名「天狗の麦飯」を確認できる場所が減り、すでに浅間、高峰、飯綱では消滅だという。小諸市には天然記念物に指定されている場所があるが調査がされていないとも言う。そしてK大の調査によると、天狗の麦飯は主にバクテリアで構成された塊らしい。ところが、これに似た微生物の塊はほかに見当たらない、つまり世界でここでしか見られないから貴重で保護すべきだと結んであった。 驚いた!なんとかしたいと思ったが・・・。「食べる砂」は飯砂→飯綱の語源の基にもなっているという。

※写真、天狗の写真はHP「忍法火遁の術」さんから、また砂はHP「すばらしき自然、北信五岳」さんより借りました。