関東、最上流の村の新しい湧水場!

四阿山系の湧水場「音無しの水」(仮称)ができた!
これまでもR144から干俣地区に登る道路沿い湧水「干俣の清水」があって、好評でしたが、道路沿いのために遠慮した人も少なくありませんでした。ところがつい最近、その上流の干俣神社境内を流れる音無川の豊富な湧水を使った水汲み場が出来上がった。駐車場も広く安心して利用できるのがうれしいですね。
嬬恋に湧出する四阿山系の水質は、火山の多い吾妻地区の湧水が一般的に弱酸性で硬水系なのに対して、弱アルカリで軟水系という大きな特徴があるようです。かつて、バラギ高原の湖畔の湯の温泉ボーリング調査した時に地下数百メートルの所に水の層が50m前後あって、関係者は「関東最大の地底湖」ではないかと推測されたと言われています。湧水が軟質化する理由がここにありそうです。
湧水名は仮称ですが、近々に看板を設置する予定とのこと。音無川は源頼朝がここに訪れた夜、川の音が耳障りなので、止めさせた時から音のしない川になったと言われる。また、ここの神社も頼朝が蹴鞠をして遊んだことから別名「鞠の宮」と言われていますが、最近は、ここに願を懸けた難病の人が、立て続けに治ったことが伝わって、供養物が多い神社です。関係者はパワースポットだとつぶやく神社です。 4月5日はここの神社の祭りの日です。