慶祝!「浅間北麓ジオパーク」が正式に認定されました

はれ晴れした重陽節句(9/9) ※今朝の浅間山です

今日は久しぶりに空も晴れわたった9月9日、重陽節句の日でめでたい日。私が住んで居る小さな集落では今日明日が秋祭りの日です。
重陽節句はあまり馴染みが無いんですが1/1、3/3、5/5、7/7に次ぐで5節句のひとつでした、山岳信仰の強かったこの辺りではやがて「とおかんや(十日夜)」や十五夜の行事等にに定着したとも言われます。陰陽道では陽の奇数の最高位が九なので、ふたつが重なる日が最高にめでたい日(新暦では10月2日あたりです)のだそうです。、今は「救急の日」!でしたね。
ところで、夕刻に吉報が入りました。以下、認定文と村のコメントです。

【認定文】日本ジオパークネットワークの講評です。
浅間山北麓ジオパークは、浅間山の近年の噴出物が作る地形や噴火災害の遺構などの国際的価値の高いジオサイトを持ち、火山灰土や高原の冷涼さを活かした農畜産物の恵みを有している。夏場人口が住民の5倍にもなる観光地の環境を背景に、火山防災を意識したジオパーク活動が、住民にも受け入れられはじめている。今後、日本ジオパークとして展開することによって、日本ジオパークネットワークへの貢献も少なくないと考えられる。大手観光企業との連携も進んでおり、ジオ資源を活用した地域の持続的な発展が期待できる。以上により日本ジオパークとして認定する。


【祝!日本ジオパーク認定】 ※FB記事より転載です。
本日、日本ジオパーク委員会が開かれ、浅間山北麓地域が、日本ジオパークとして認められました。以下、当協議会会長・副会長のコメントです。

この度の日本ジオパーク加盟に浅間山北麓地域が認定されたことを、心より慶んでおります。
認定されたことは、浅間山北麓地域の素晴らしい資源が認められたということと、なによりジオパーク活動をこれまで地道に取り組んで下さった運営委員の皆様、地域住民の皆様、また支えて下さった学識委員・関係機関、皆様のおかげだと心より感謝しております。
ジオパーク活動は、何より人々を結びつける活動であり、地域を大事に育む活動だと感じております。
将来は、国際性のあるジオパークとして、イタリアのポンペイやハワイ島のキラウエア火山の方々との交流を深め、ユネスコの世界に認定を受けるべく、地道に活動を展開していきたいと考えます。
これからが本当の活動の始まりですので、地域の子供達のため、ネットワークの仲間のため、嬬恋村長野原町の住民の方達と、また浅間山を取り巻く皆さんとジオパーク活動に精進してまいる所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
                浅間山ジオパーク構想推進協議会
                       会長  熊川 栄
                       副会長 萩原親男
とても嬉しいニュースでした。※下の写真は四阿山からの浅間北麓です。