鬼押出し溶岩、「群馬県の石」に認定されました。

鬼押出し溶岩が群馬県を代表する岩石に!

10日、日本地質学会は群馬県を代表する岩石として嬬恋村の「鬼押出し溶岩」(安山岩)を認定した、と新聞各紙が伝えました。
日本地質学会は2018年に創立125年となることから、「大地の性質や成立ちに関心をもってもらう」ために、2年ほど前から各県に呼びかけ、選考委委員会を設けて検討して各県の岩石、鉱物、化石各1点ずつを選定しています。(群馬の鉱物は下仁田の鶏冠石で、化石は富岡のヤベオオツノジカです)
鬼押出し溶岩は優れた景観も評価されたと言いますから、浅間山ジオパークにする活動をしている嬬恋・長野原にとって力強い支援になりました。
なお、溶岩では富士山の青木ヶ原(山梨)の「玄武岩溶岩」も認定されました。
日本を代表する富士山と浅間山の溶岩、その違いを学ぶことは日本列島の成立ちを知ることになりますから、ジオパーク活動にもおおいに拍車がかかりますね。
現在、嬬恋・長野原一緒に「浅間山北麓ジオパーク」の認定を申請中です。