夏の野の花、畑の野菜

花を観て…野菜に感謝




梅雨が明けると雨もない日が続き、高原の村も日中は暑い。救いは湿度の無いサラッとした涼風だが、もう少し標高の高いところに行くと一段の快適さを感じるようになる。21日、4〜5年前に嬬恋を案内した上尾市の幼稚園の先生方に再度依頼を受けて湯の丸池の平方面を案内したが、澄み渡る景色と風が都会に住む人の心を輝かせたような気がした。案内冥利かもしれない。足元には、すっかり夏の花が咲いていた。高山の花はやはり鮮やかな色彩をしていて、毎週、主役が移っていくが、それぞれが精いっぱい咲く花の一つひとつに、出会った人はどんな思いをしながら感動するのか、想像する気持ちが湧く高原の花達でもあった。

午後に家に戻り、趣味(?)の菜園に足を運ぶ。趣味と言えるほど熱心ではないから、自称「なまくら流ズボラ派」の管理をやっているので、雑草を取ってあげるだけ。それでも最近は毎日キュウリが採れて、トマトも熟れた。良く見るともうスイカが大きくなっていた。勝手に育つ野菜を見て関心しているだけだが、花を眺めるのと違って、これは大地に向き合い地に根ざした暮らしなのだと思う。それにしても、トマトやキュウリ、スイカ、ジャガイモ、セロリまでぜ〜んぶ、頂いた苗だから、我が菜園は「ありがとう農園」そのものだ。
 花:上から マルバダケブキ、コオニユリ、グンナイフウロ、テガタチドリ、シャジクソウ