浅間山を見ながら作業です。

標高1,400mの浅間の麓で伐採作業!


10日から夏日が続いているので先週からミズナラの林を伐採中。標高が1,400mもあるから涼しいけれど、一人の作業なので安全のために伐採は一回に2時間だけでおしまい。今日で4回目になるけど約80本以上倒したところです。作業はまずは倒したままにしてまだ枝は落としません。この時期の伐採した木を直ぐに裁断すると、腐れやすくて虫が沢山付きやすいこともあって、まずは葉から水分を飛ばすやり方です。昔から夏に切った木は家の近くに積むなと言われてきたので、しばらく山に積み上げるつもりですから夏は浅間の麓に通いそうです、天気が良ければ。

その浅間山は相変わらづ噴煙が多いけれど、白煙状態の毎日です。近くで作業するので気象庁浅間山に関する情報を常に見るようにしているところです。ちなみに今日の情報は次のように出ていますが、変化は停滞模様です。

平成27年7月14日16時00分 気象庁地震火山部発表
火山活動の状況  火山活動はやや活発な状態で経過しています。
 6月19日に山頂火口でごく小規模な噴火が発生した以降は、噴火は観測
されていません。15時現在、噴煙は白色で火口縁上200メートルで北東に流れています。
4月下旬頃から山頂直下のごく浅いところを震源とする体に感じない火山性地震が多い状態が続いています。山頂火口では、夜間に高感度カメラで微弱な火映を観測しています。
4月以降の火山性地震の発生回数は以下のとおりです(速報値を含む)。
               火山性地震  火山性微動
 4月 1日から30日      730回    23回
 5月 1日から31日      986回    26回
 6月 1日から30日     2734回    47回
 7月 1日から10日     863回     2回
   11日           57回     0回
   12日           57回     0回
   13日           56回     0回
   14日(15時まで)    49回     1回
 傾斜計のデータに認められていたわずかな変化は停滞しています。
防災上の警戒事項等
 火口から概ね2キロメートルの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石
に警戒してください。 登山者等は地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでださい。また、風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意してください。

下の写真は7/14夕方の「あかね浅間」で、噴煙は北東に流れていました。