魔法の木、ニワトコ

ハリポタの魔法の杖の木、なぜ魔法の木?

嬬恋の山野のどこにでもあるニワトコは庭常と書いてもよさそうだが、何故か「接骨木」と書かれるから普通じゃない。
それに映画とは言え何故かハリーポッターの魔法使いが争って奪い合うほどの木だから、この木に出会うたびいつも関心が湧く。
ヨーロッパのニワトコ(西洋ニワトコ?)は初夏を告げる花の扱いを受け、自然の万能薬、エルダーフラワーと称され人気があると言われます。ネットを見ていたらルーマニアではこの花を大きな樽に入れ、砂糖を混ぜて自然発酵させて健康飲料とし飲むのだそうです。
東洋漢方でも、ニワトコ茶があって、むくみ、打撲、腎臓、神経痛、リュウマチから風邪にも用いるとあるけれど使っている人の声を聞いたことが無いから良く解らない。乾燥した葉は入浴剤にもOKで神経痛、リュウマチに良いとも記されている。さらに、葉は薬草酒にも良いとも。変わったところでは花のシロップ漬けをビールに入れると美味しいなんてのもあって要は色々な効用がるらしい。早い話、魔法の木っていうことなのだが・・・。
ニワトコの木の実は今、緑から赤にかわった。この後黒くなる・・・このニワトコを使っている人の感想がとても気になっている。

写真:上は6月17日のニワトコの実です。下は同じ木の7月2日の実。