浅間高原に地生するスーパーフルーツ!?

自然食品の王様、サルナシの話題
先日、浅間高原に永住している人とお話していて、ジャムや果実酒作りの話から自然の果実のことなどを雑談した時に不老長寿の実?「サルナシ」で盛り上がりました。そこで、紅葉の終盤に霜が降るようになると一層美味しくなるというサルナシを探して収穫してみました。
サルナシはマタタビ科の蔓性の落葉高木ですが、熟すと黄橙色になるマタタビと違って濃い緑色のまま樹上で熟し、猿の大好物と言われる果実。地元で言う「シラクチ」も猿のおしらさんに因むと言われますし、北海道あたりでは「コクワ」。ドリカムの「晴れたらいいね」にも登場している実です。
最近は、食べるサプリメントとかスーパーフルーツなどと言われて果実好きに人気ですが、評価されているのは豊富なビタミンとキュウイフルーツの2倍以上あると言うポリフェノール類。抗糖尿病や抗肥満作用や血圧降下作用に効果的な食品として注目されているみたいです。そうそう、今年8月には山陽新聞にサルナシの果汁が大腸がんの前段階の「前ガン病変」の発生を抑える効果が載っていましたが。・・・そんな効用とは関係なく、食べておいしいサルナシ、今年は果実酒にしようかと思っています。生で食べ過ぎると舌が痛くなるので要注意です。(下の小さい写真はマタタビの実です)