初夏の白い花、ヤブテマリの気品

装飾花を持つ花の魅力…ヤブテマリの白(6/2)

朝の散歩コース沿いに咲きだしたヤブテマリ(藪手毬)の花。小さな両性花のまわりに大きな装飾花を付けるのが特徴だけれど、葉の緑の背景に引き立てられて白色が一層白く感じられる。気品のあるこの白さは毎日気持ちをリセットしてくれるように思える。花はやがて秋に鮮やかな赤い実をつける。それは充実した歳月を知らせてくれるような気がして、好きな樹木である。季節の節目を知らせる自然との一期一会。(下は昨年の秋の実)