失われていく民家

昭和の終わりころまで嬬恋村に残っていた藁葺の民家、もうほとんど見かけなくなりました。書類を整理していたら画家が残してくれたリソグラフ(シルクスクリーン画)による古民家シリーズがありました。手すき和紙をベースに、リソグラフ版画+手で彩色してあるものですが、モデルは田代地区、戸部儀作氏の旧宅です。
制作した画家、松山 治樹氏(1933年〜現在休止中・武蔵野美大卒、行動美術協会所属の洋画家)は浅間高原に居を構え長い間、制作活動をしていました。