田代地区を歩く(その2)…追加…「轟(とどろき)の滝」

「轟(とどろき)の滝」(追加です)
見たり聞いたりした事を忘れないようにこのFBで勝手に頭のトレーニング(?)をしているんですが、早速前回の追加を忘れないうちに。田代地区は特に火災で貴重な資料が喪失しましたから、古老が伝えたお話がとっても貴重です。
以下、古老の話から。


轟の滝の岩窟の写真を前回載せましたが、祠に祀ってあるのは不動明王像です。献燈してある台には宝暦12年(1762年)とありますから、地区の名前が田代になった頃からずっと地区の拠りどころだったに違いありません。特にこの祠の右横、パイプから湧出している清水は〈御導水〉として貴重だったと言います。この水が万病に効き、とくに腹痛、風邪に効いたと言いますから、まさに御神水で、今も利用できます。ここの岩は四阿山の溶岩石とも言われているのですが、四阿山系の水は定評があるところです。 写真は、滝から約30m位離れた集落の中に湧く湧水の写真です。