ちょっと旅をしてきました。

季節の移り変わりに長崎・平戸へ (3/29〜4/1)


年度末というこのシーズンは卒業〜入学あるいは入社、別れと出会いという日本的な春の節目で、気候も風も大きく変わります。不肖私が住んでいる小さな集落の区長職をこの1年間させていただき、その奉仕活動も終わりますから家族でのんびり長崎〜平戸へ旅してきました。祈りと異文化交流の足跡地を巡っていると、港の見える斜面に残された施設から遠望していて、〈望郷〉という文字が頭に浮かびました。遙かな東洋の果てに暮らした人々の胸の内を察するに余りある景観でした。でも、同行した娘たちには飛行機で簡単にワープするから、異国情緒漂うお洒落な街の感覚、なんでしょうか。今更ですが情緒は辿り着く時間が醸成すんですね。