かわった形の花、ヤマホトトギス

ホトトギス草の夏
ヤマホトギス草が庭で咲き出した。子どもの頃から親しんだ花だ。暑い夏休みにアブラゼミの声を聴きながら山で乳茸を採り、ふもとのオニヤンマの飛ぶ川沿いにあった不思議な形の花としてホトトギスは印象深い。今その漢字を探してみるとその多さに驚く。ホトトギス→杜鵑、時草、不如帰、無常鳥、黄昏鳥、夕影鳥、初時鳥、郭公・・・・など。信長も秀吉も家康もそれぞれの文字を当てている。見る人の想いによって文字を当てはめる夏の山ホトトギス草。