修験道の聖地だった草津白根山へ行く

感動する白い天上のエメラルドブルー!

まったくの曇りではない薄日射す草津白根山に登った。1月のエコツアー指導者講習会で知り合った仲間ら12人と一緒に、草津白根山のロープウェーから頂上駅に着くと、早速スノーシューツアーを開始。今年は講習会が盛り上がったせいか、最初から話が弾む。気温は低いが風は無く、薄曇りではあるが空が高く眺望のよい山の上から、さらに湯釜そして2,160mの白根山地蔵岳を目指すコース。赤城山榛名山の向こうに前橋方面の関東平野が見え、左は北信州の善光寺平から妙高高原が望める、まさに分水嶺の峰だ。遠くにスキー場が目印のようにいっぱい見える。日光白根山の所に丸沼高原スキー場、その左に至仏山側に利根のスキー場。長野側には妙高高原のスキー場から戸隠のスキー場、そして北アルプスの八方スキー場までこれほどよく見えるところも無いのかも知れない。そして感動は、凍結もしていない白根山の火口の池!凍結もせず、周囲を高い壁で囲ったその湖面はただ宇宙の一点に向けているみたいな天上の世界。厳冬の白根山は神々と対話する結界のようだった。