藪手毬とクサキを見る

嬬恋村の自然を歩く その1〈花)
今日、浅間高原を散策していて「藪手毬」に出会った。木一面に鮮やかな実をつけていて嬉しくなった。深山時雨(みやましぐれ)の実にも近いが鮮やかさが違う。どちらも風情のある名前で情緒あふれている。もう一つは「クサギ」の花でこちらも枝一面に花をつけているがほゞ花期が終了する。花の香りがよいのに「臭木」と書かれるのは葉や幹をこすると臭いからだという。しかし高原のクサギはストレスがないせいか匂いを感じない。差別的なネーミングに違和感を覚えるが、この後、花は赤と紫の画期的な実をつける。二つの花は嬬恋ではあまり多くない。